基礎から学べる良い睡眠とは【日中元気なら問題なし】

健康

なんだか毎日、寝た気がしないんだよなぁ

そんな風にお悩みの方へ。

本日の記事では、良い睡眠とは一体どんな仕組みなのかを基礎的な事からお伝え致します。

仕組みを知れば必ず問題や悩みの改善に向かう事ができます。

それでは早速いきましょう。

日中元気なら良い睡眠が取れている

では、早速結論です。

日中の活動に支障が出ていなければ、睡眠に問題はありません。

気にしなくてOKです。

理由は睡眠のメカニズムと一緒にお話します。

寝た気がしない理由としてこんな状態が思い当たりませんか?

寝た気がしない理由あるある
  • 寝つきが悪くて時間がかかる
  • 寝てる途中で何度も目を覚ます
  • 朝早くに目が覚める
  • 眠りが浅くて熟睡した気分にならない

この状態にプラスして『日中の活動に支障が出ている』という状態が3ヶ月以上続いている場合に不眠症と診断されるようです。

なので、日中が元気に過ごせていれば、そんなに気に病まなくてOKです。

変に気にしすぎてストレスを溜める方がよほど体に良くありません。

良い睡眠のメカニズムとは

ここからは良い睡眠についての基礎的なメカニズムを解説します。

仕組みを知って、原因にアプローチすれば悩みや問題は必ず解決へと向かいます。

内容としてはとても簡単なので、ぜひ知識を手に入れてしまいましょう。

睡眠には2つの種類がある

これはご存知の方が多いかもしれません。

『レム睡眠』『ノンレム睡眠』の2種類が存在します。

レム睡眠は脳が活動している状態の睡眠。

ノンレム睡眠は脳が休んでいる状態の睡眠のことです。

レム睡眠は精神の安定と脳のメンテナンスの為に脳が動いています。

パソコンに多少詳しい方であれば、デフラグを起動させているイメージをして頂ければわかりやすいと思います。

よくレム睡眠とノンレム睡眠中の機能を混同して考えてしまう方がいます。

レム睡眠は体だけが休んでおり、脳は心と記憶の整理の為に働いている時間。

ノンレム睡眠は、体も脳も両方休んでおり、主に体のメンテナンスをしている時間。

こんな風にざっくりと認識してもらえれば大丈夫です。

ノンレム睡眠には4段階のステージがある

脳が休んでいるノンレム睡眠には4段階のステージがあるのはご存知ですか?

ノンレム睡眠の4ステージ
  1. ステージ1『うとうと』状態
  2. ステージ2『すやすや』状態
  3. ステージ3『ぐっすり』状態
  4. ステージ4『熟睡』状態

このステージ3とステージ4の状態の事を、『深睡眠』状態とも呼びます。

深睡眠では、大脳を深く休ませると共に、成長ホルモンが分泌されます。

この成長ホルモンが、体のメンテナンスを行い、疲労回復させるのです。

眠りに入った最初の90分で、このステージ4『熟睡』状態へ向けて深い眠りへ落ちていきます。

この最初の90分は眠りのゴールデンタイムと呼ばれます。

そこから段々と浅い眠りへ変化していき、明け方にはレム睡眠がメインとなっていきます。

もし、寝た気がしない方の中で日中の活動に支障が出ている方は、ゴールデンタイムに注目しましょう。

眠りのゴールデンタイムを最大効率にする方法は別記事でも紹介していますので、参考記事をご覧ください。

寝た気がしなくても良い睡眠が取れている理由

自分自身の感じ方として、「まだ眠っていない」と思っていても脳波的には眠っている事がよくあるそうです。

先ほどご説明した通り、睡眠に入るタイミングで最初にやってくるのはノンレム睡眠です。

このノンレム睡眠のステージ1である『うとうと』状態と同じ脳波になっていても、眠っている自覚がない人の割合は6割というデータがあります。

続くステージ2の『すやすや』状態でも、2〜3割の人が「まだ起きている」と思っています。

 

具体的で身近な例をあげましょう。

テレビを見ながら、眠ってしまったお父さん。

テレビを消したら「見てたのに!」と怒られた経験ありませんか?

これは脳波的にも、周囲から見ても確実に寝てますよね。

でも、本人の認識では起きているわけです。

 

こんな風に、意識と実態のズレは珍しくない事がわかりましたね。

だから、日中元気に過ごせていればOKということです。

良い睡眠とは日中元気に過ごせる睡眠のこと

そもそも睡眠の目的というのは以下の通りです。

睡眠の役割と目的
  • 精神の安定
  • 脳のメンテナンス(判断力・記憶力・集中力)
  • 細胞の新陳代謝(成長ホルモン)
  • 体の抗老化(成長ホルモン)
  • 免疫力の向上(成長ホルモン)
  • 自己治癒力を促す(成長ホルモン)
  • 老廃物の排除
  • 日中の活動準備(酵素の生産)

どれもこれも、日中を快適に元気に過ごす為の準備を目的としています。

つまり、目的が達成されている以上、その手段である睡眠には問題がないという結論になるわけです。

睡眠についてお悩みの際は、ぜひ日中のコンディションに焦点を当ててみましょう。

日中のコンディションから、自分にベストの睡眠時間を見つける方法も別記事で掲載しています。

よろしければそちらもご覧ください。

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